京都製菓BLOG

製菓の専門学校を卒業するとどんなところに就職できるの?

製菓の専門学校では、お菓子づくり関わるたくさんの技術と知識を学びます。つまり製菓のプロフェッショナルとして就職することになるのですが、一体どんなところで働けるのでしょうか。

一般的には、洋菓子店へと就職するイメージがありますが、働ける場所は洋菓子店だけではありません。

  1. 洋菓子店
  2. カフェや喫茶店
  3. ホテルやレストラン
  4. 大手の製菓企業

このように、製菓のプロフェッショナルとして、その技能と知識が必要とされる場所はたくさんあるのです。私もこれから就職について考える時期なのですが、それぞれの場所で仕事内容が全然違うので、一つに縛られずに柔軟に考えてみたいですね。

就職先①街の洋菓子店

製菓の専門学校を出たあとの就職先として、いちばんに挙げられるのが街の洋菓子店ですよね。洋菓子店で、お菓子づくりのプロであるパティシエとして働く、または接客のプロとして働く、というのが王道です。

メリットとしては、お菓子づくりにしっかりと関われるため、パティシエとしての技術を習得するためには最適な環境であること。

反対にデメリットとしては、どうしても少人数となるので、朝早くから夜遅くまで働く長時間労働となりやすいことです。

また毎日の仕事は、ひたすら同じお菓子を一定の品質で作り続けることになるため、思っている以上に単純作業が多くなります。

 

就職先②カフェや喫茶店

お菓子のプロとして、カフェや喫茶店でスイーツを担当する道もあります。とくにカフェではコーヒーだけではなく、そのお店のスイーツを求めて訪れるお客様もいるので、重要な仕事を担当することに。

メリットとしては、お菓子の担当者は少人数となるので、すべての工程を担当できることでしょう。

デメリットとしては、激務になりやすいことと、すべての工程を担当することから、失敗した場合の責任も大きくなることです。

尚、カフェでは人数が少ない時間や手が空いている時に、接客を担当する機会も多くなるでしょう。

 

就職先③ホテルやレストラン

レストランなどでもパティシエとして就職できます。

コースの最後に出てくる極上のスイーツは、お客様にとって心からの楽しみのはず。そんなスイーツを担当できるなんて光栄ですよね。

またホテルではレストラン以外にも、ブライダルでウエディングケーキや、コースに出てくるデザートを担当できる職場もあります。

メリットは少ない人数で担当することになるため、その分最前線で活躍できること。

デメリットとしては、責任が重くなることと、周りで熱を使った料理をしているため、温度管理などがとても大変なことです。

 

就職先④大手の製菓企業

大手の製菓企業に就職するという道も、すばらしいですね。もちろんどの部署を担当するかは入社してから決まるのですが、もし製品開発担当になれば、世の中に出る新しいお菓子を担当できるわけです。自分が関わったプロジェクトからヒット商品が出れば、周りの人にも自慢したくなるはずですよね。

そんな製菓企業での仕事は、とてもやりがいがあって楽しいことでしょう。

メリットは大きな仕事ができ、そして安定していることです。

デメリットは所属したい部署に配属されるかわからないことと、製菓の技術そのものが活かせないことでしょう。

 

製菓の専門学校からの就職まとめ

製菓の専門学校を卒業したあとに、就職できる場所はたくさんあります。パティシエとして腕を磨いていくのも面白いですし、大手の企業に入社、会社員としてバリバリ働くのもきっと楽しいでしょう。

選択肢があると迷ってしまいますが、自分が本当にやりたいと感じている仕事を選べば、きっと長く続けられるはず。私もまだはっきりと決まっていないので、これから真剣に考えたいと思います。

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