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大変だけど働きがいがある!女性のパン職人の仕事とは?

多くの人が毎日食べているパン。

なかでもベーカリーで販売されている、手作りのおいしいパンは、すべてパン職人が作っているものです。

シンプルなパンから、趣向を凝らしたパンまで、多くの種類がありますが、工場生産されたパンとはまるで違うおいしさですよね。

なぜ同じパンなのに、あれほど味が違うかというと、それはやはりパン職人の腕によるもの。

そんなパンづくりの職人のなかでも、ここでは女性のパン職人の仕事についてご紹介します。

パン職人の基本的な仕事と女性だからこそのメリット

なんとなくオシャレで華やかな印象のあるパン職人のお仕事。

ですがその仕事内容はとても繊細なもので、多くのスキルが求められます。

またパンを作るだけでなく、作ったパンを販売するための接客力も必要です。

パン職人の仕事は、非常にやりがいがある仕事ですが、もちろん大変な仕事であることも理解しておかなければなりません。

 

パンづくり

パン職人のいちばんの腕の見せどころがパンづくりです。

売り場にパンを並べるためには、発酵などの工程を考えると5時間はかかります。

朝一番にお店でパンを並べるために、前日の夜と早朝に仕込みが必要です。

そのためパン屋さんによっては、必然的に出勤が朝5〜6時ごろになることは当たり前。

パン屋さんによっては、工場から仕入れた冷凍の生地を使い、時短をするお店もありますが、こだわる店ならイチから仕込むことになるでしょう。

逆にいうと、そのお店の味にファンが付き、お店の繁盛に繋がれば、大きなやりがいの一部となります。

また、イチから仕込みを覚えることで、パンづくりの技術も身につくことでしょう。

ですから、たしかに大変ではありますが、本格的なベーカリーで働く経験は何ごとにも代えがたい財産となるのではないでしょうか。

また、パンづくりには想像以上に繊細さが必要になってきます。いつも同じおいしさを提供するためには、その日の気温や湿度、また材料の微妙な違いによって調整が必要なこともあるので、女性ならではの繊細さを活かせることができるかもしれません。

接客

パン職人の仕事は、パンづくりだけではありません。

お店によっては、パートやアルバイトの方が接客やレジを担当することもありますが、パン職人が直接接客をしたり、レジを担当することだってあります。

接客には女性も男性も区別はありませんが、そういった場面では女性が対応すると、お店の雰囲気も華やかな感じがしますよね。

また、パン屋さんのお客様は一般的に女性が多いため、女性のパン職人が接客することで安心感や親近感を持ってもらうこともできるかもしれません。

新商品の開発

スキルが身についてくると、新商品の開発などにも関わることになるでしょう。

とくに小さなパン屋さんほど、従業員全体で考えることも多く、あなたの意見やセンスが、お店のインスピレーションに大きな影響を与えるはずです。

女性と男性では感性がまったく異なりますから、女性の積極的な意見が出ることでより斬新でユニークな素晴らしい商品が産まれるきっかけとなるでしょう。

自分が担当したり、考えたアイデアが製品化されるのは、だれかに自慢したくなるほどうれしい体験となります。

 

女性がパン職人として働く中で大変だと感じること

女性のパン職人が一番大変だと感じることは、やはり体力的なところではないでしょうか。

早朝より仕事がはじまり、比較的長い時間の立ち仕事になることから、慣れないうちはつらいと感じるかもしれませんね。

また人生のイベントとして、結婚や出産、育児を考えた場合、勤務時間の関係で復帰が難しいと感じる方もいらっしゃるようです。

しかし最近では、女性にやさしい環境が揃っている職場もありますから、可能ならそのようなパン屋さんで働けると将来的にもよいかもしれません。

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