パティシエの専門学校へ社会人経験者が入るにはどうしたらいいの?
2019年4月1日
昔はパティシエになりたいと思っていたけど、いろいろな都合で一度は諦めるしかなかった…。
それでもやっぱり夢を諦められずに、パティシエを目指してみたいと感じている人は多いのではないでしょうか。
この先もずっと働いていくのであれば、本当にやりたい仕事を続けていくのが一番の幸せですもんね。
でも一度社会人になってしまったあとに、どうすればパティシエになれるのでしょうか。
このブログでは、今社会人の方がどうすればパティシエになるために最善なのかをご紹介します。
社会人からパティシエになるための最短の方法は?
今パティシエとはまったく関係のない仕事で働いてる人が、最短でパティシエになるためには、どうすればよいのでしょうか。
そのまま洋菓子店で働きますか?
それとも専門学校へ進学しますか?
どちらもよい選択だと思いますが、基礎的な知識や技術、そして資格の取得のことまで考えると、結果的に専門学校へ再進学するのが一番なのではないでしょうか。
たしかに洋菓子店で働きながら学べば、現場で働くための技術は学べます。
ですが働きながら独学だけで学ぶのは、実際のところとても大変です。
そのため洋菓子全般に関する、基礎的な知識や技術については、やっぱり専門学校で学ぶのが確実。
同じ働きながら学ぶ場合でも、独学で非効率に学ぶのと、学校でじっくりと講義を受けながら学ぶのでは、とても大きな差があります。
いろいろな観点から、今の会社を辞めてパティシエの道を目指すのなら、専門学校への再進学がおすすめです。
社会人がパティシエの専門学校へ再進学するためにはどうする?
社会人の方が、パティシエの専門学校へ再進学するための方法はかんたん。
もちろん志望する学校や科によっても異なる場合がありますが、一般的な流れは以下の通りです。
- ①進学する学校を選ぶ
- ②願書を提出する
- ③書類審査と面接を受ける
- ④入学
たいていの場合、むずかしい試験はないケースが多いので安心してください。
はっきりした志望動機があれば大丈夫です!
それに社会人を経験している方なら、パティシエの道に進むほどの覚悟と熱意があるはずなので心配ないでしょう。
願書を提出する期限だけは気をつけるようにしておきたいですね。
パティシエの専門学校卒業までの期間
一度社会人として働いている方の場合、専門学校に入学して学びなおすことを考えた時に、どれくらいの期間で学校を卒業して再び就職できるのか?というのは気になるところだと思います。
パティシエの専門学校に入学してから、卒業までの期間はつぎの通りです。
- ◆全日制の場合 … 2年
- ◆夜間部の場合 … 1.5年
ふつうに学校で学ぶ場合には、昼間に通う全日制となるでしょう。
ですが昼間は働きながら、夜間に学校で学ぶ場合は1.5年となるケースが多いです。
もちろん学校によっても違う場合があるので、志望校があるなら調べておきましょう。
卒業までにどんな資格が取得できるの?
パティシエの専門学校では、卒業までにいくつかの資格が取得できます。
- ◆製菓衛生師(国家資格)
- ◆菓子製造技能士2級(国家資格)
- ◆サービス接遇検定
- ◆ラッピングコーディネーター
- ◆食生活アドバイザー3級・2級
もちろんどの資格も、しっかりと勉強しないと取得はできません。
ですが取得できれば、知識と技術のためだけではなく、就職やその後の活躍にもかならず役立つはずです。
とくに国家資格の製菓衛生師と菓子製造技能士については、パティシエを目指すなら、できる限り取得しておきたい資格だといえます。
せっかく社会人からパティシエの道へ進むのですから、取れる資格は全部取っておきたいですよね。
いかがでしたでしょうか。
社会人からの再進学を決意するのはなかなか勇気がいるかもしれませんが、ぜひ諦めずに一緒に夢を追いかけましょう!
京都製菓製パン技術専門学校には、社会人からの再進学におすすめの夜間部も設置されています。
1.5年で卒業でき、昼間は普通に仕事をしたり、菓子店でインターンをしたりすることも可能です。
より具体的に社会人から専門学校に進学するイメージをつかめると思いますので、ぜひ下のページも合わせて読んでみてください。