パン上級科(1年次)クラスに潜入!
2020年10月6日
パンを専門的に学ぶ「パン上級科(1年次)」
の実習授業を取材してきました
今日のメニュー
●レーズンロール
●クリームパン
●あんぱん
学びのPOINT
工程表をしっかり確認し、班ごとに作業を進めていきます。
生地の捏ね上げの温度を調整したり
生地自体の状態を観察し、確認しながら進めたり
班のみんなで考え、話し合う姿が印象的でした
現場でも使用する大型のミキサーを
実際に学生さんたちが動かして
生地をつくっていきます
メーカーによっても
少しずつ仕上がりが変わるので
本校では主要なメーカーを
いろいろと取り揃えています
そういったメーカーのクセも
実際につかってみることで
わかるようになってくるのだそうです
パンづくりは、同じパンをつくるのでも
季節によって、温度や湿度によって
毎回変化します。
「ルセット(レシピ)はあくまで目安ですよ。」
と先生のアドバイスがあり、
学生さんたちは「観察」や「微調整」
することの必要性を学んでいました
日本のパン職人はすごい!
クリームパンのクリームづくりは
鍋が熱くて、みなさん熱さと暑さに
ヒーヒー言いながらつくっていました
やけどしないように気を付けながら
作業を進めます。
冷めたら裏ごしをして
できあがったクリームを
生地でつつむ「包餡」の作業では
「うわ~むずかしい!」
という声があちこちから聞こえてきました
クリームがとろっとしている分
あんぱんに比べてかなり難易度が高いようです
ちなみに、海外のパン職人さんに比べて
日本のパン職人さんは包餡が得意なんだそうです
1つ目より2つ目、2つ目より3つ目
手こずる学生のみなさんに対して、先生から
「練習をすれば、必ずできるようになります。
大事なのは、1つ目より2つ目、2つ目より3つ目
と上達しようとする意識です。」
という熱い言葉が
それを聞いた学生さんたちは
少しでも上達しようと
一つひとつ丁寧に仕上げていました
失敗を次に活かす指導
また、授業の中では
「なぜ、その温度にしたの?」
「なぜ、餡が余ったの?」
と先生が学生に「なぜ?」を問います。
パンづくりは
はじめは失敗もたくさんありますが
その失敗をただの失敗で終わらせずに
次につなげるための指導が
たくさん見受けられました
焼き上がり
仕上がりはどうだったでしょうか?
おお~
おいしそうに焼きあがりましたね。
「かわいー」という声も聞こえてきました
そりゃあ、自分たちで
愛情を込めてつくったパンですからね
焼き上げた抱えきれないほどのパンを
「こんなに食べきれない~」
と言いながらみなさん袋につめていました
最後は「できたて」のパンを試食
冷めたパンとの比較も勉強になるんだそうです。
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というわけで本日は
1Gクラスの成長記録でした~
実習授業はとても賑やかで
楽しそうな雰囲気でしたが
その中で垣間見る学生さんたちの真剣な表情が
とても心に残りました
今後も先生の教えをもとに
一歩ずつ、知識や技術を伸ばしていってくださいね
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