京都製菓BLOG

パティシエとして就職してみたい人、必見!

パティシエの就職事情

パティシエで勉強することがわかってきたら、つぎに気になるのは就職先や、生活の変化、そして必要なスキルですよね。

ふつうはパティシエと聞くと、洋菓子店などで専門的に働くことを想像する人も多いかもしれません。

でもじつは活躍できるフィールドはとても多く、専門学校で資格をいくつか取得しておけば、よりたくさんの就職先が見つかります。

このブログでは、あなたがパティシエの学校で学んだあと、どんなところに就職できるのか、生活がどう変わるのか、などについてご紹介します。

パティシエの就職先、実際はどんなところ?

パティシエの専門学校に入学し、2年生にもなれば、そろそろ就職先を探すころかもしれません。

こんなところがパティシエの就職先として挙げられます。

  • ◆ホテル
  • ◆洋菓子店
  • ◆カフェ
  • ◆レストラン
  • ◆ブライダル(結婚式場)

一般的にはホテルや洋菓子店を想像する人が多いと思いますが、じつは活躍できる場所はたくさんあるのです。

カフェ・レストラン・ブライダルなど、現場の最前線で活躍するパティシエなんてかっこいいですよね。

このようにどんな職場でも、お菓子づくりのプロであるパティシエはいつも求められています。

そして私が勉強している京都製菓パン技術専門学校パティスリー・ショコラ上級科の就職率はなんと100%!

それだけ必要とされる仕事であり、学校も信頼されていることがわかります。

パティシエとして就職すると、生活はどう変わる?

パティシエとして就職すると、はじめのうちは毎日仕事でいっぱいいっぱいといった感じになっちゃうはず。

私はまだ学生なので、これは先輩に聞いた話ではありますが、覚えることはどうしても多くなるし、学校で学んだことでも、働いているお店の技術や考え方に合わせないといけないそうです。

ですからとにかく数年は、仕事を覚えることで必死なのだとか。

それにお客様に合わせたサービスなので、仕込みのために朝が早く、夜が遅くなることも多くなります。

でもそれがおもしろいって聞きましたよ。

そして気になるお給料ですが、はじめのうちは決していいとはいえません。

ですがこれはパティシエに限ったことではなく、どんな職種でも同じですから仕方ありませんよね。

仕事ができるようになったり、コンテストで賞を受賞したり、たくさんの経験を積んでいくことで、かならずお給料も上がってくるはずです。

でも自分が好きな仕事ができるというだけでも、きっと楽しい毎日に違いはないと思います。

私もあと数ヶ月もしたら、働くお店を考えないといけないのですが、想像するだけでもワクワクしてきちゃいます。

大変な毎日な中に充実感がある

パティシエとして就職すると、とても大変なことに違いはありません。

先ほどもお話したように、忙しい時期になると、時には朝早くから夜遅くまで仕事が続くなんてこともあるでしょう。

とくにはじめのうちは「なんでこんなに大変なんだろう」という気持ちも芽生えてくることもあるかもしれません。

でも忙しいということは、それだけお店にお客様が来店されているということ。

つまりお店のお菓子が食べたくて来店してくれているということで、あなたが作ったお菓子の味を認めてくれているからなんです。

そこに気がつくと、ただただ「きつい」という気持ちから、きっと充実感に変わるでしょう。

本気でがんばらないと挫折してしまうことも

大変でありながらも、充実感のある毎日が実感できるパティシエの仕事。

でも結局は、仕事に本気で向き合わないと充実感は味わえません。

つまり本気でパティシエという仕事が好きにならないと、長く続けるのはむずかしいのかも。

そもそもやりがいがある仕事は、全部楽しいけど大変なものでもあります。

だからはじめのうちは、とにかく全力で仕事に打ち込んでみてください。

そうすれば、きっと挫折をせずに、楽しく仕事を続けられるはずです。

パティシエになったあとも勉強はずっと続く

ほとんどの人が、パティシエになれば勉強が終わる、と考えているかもしれません。

でもパティシエとして働きはじめることは、スタートラインに立っただけと考えることもできます。

お菓子作りのための勉強は、むしろここからがはじまり。

たくさんの新しい技術を勉強して、それを試して失敗し、ずっと学び続けないといけません。

人気のある同じお菓子を作り続けることも仕事ですが、よりおいしくて新しいお菓子を提供するためには、今よりもたくさんの知識と技術を知る必要があります。

実際に毎年のように、流行や新しいアイデアが生まれますから、それを敏感に察知して学び続けなければなりません。

パティシエの仕事は、それだけ奥が深いものなのです。

すべてはお客様に喜んでもらうため

パティシエとして、自分が楽しく働くことも大事だと思いますが、それは結局すべてお客様に喜んでもらえるからだと思います。

お客様が喜んでくれるから来てくれる、何度も買ってくれる、だからやりがいを感じられて楽しい。

やっぱりどんな仕事でも、うれしい時はだれかに喜んでもらえた時です。

それはパティシエの仕事でも同じですから、まずはお客様に喜んでもらうためにがんばる。

そこだけに集中して仕事を続ければ、かならず近い将来に、心から仕事が楽しいと感じられるようになると思います。

パティシエとして就職するなら、何を学んでおくべき?

これからパティシエとして働きたいのなら、たくさんのことを学んでおく必要があるでしょう。

ですがその中でも、とくに学んでおくとよいのはつぎのことです。

  • ◆製菓技術
  • ◆接客について
  • ◆POP作成

もちろんラッピングや衛生、栄養学なども学んでおく必要はありますが、実際の仕事に役立つ、こんなスキルを学んでおいて損はありません。

学校で学ぶだけではなく、本を読んだりアルバイトをしてみたりするのもオススメです。

また資格にはなりますが、「製菓衛生師」や「菓子製造技能士」、「サービス接遇検定」なども取得しておくといいかもしれませんね。

もちろんキッチンでもコミュニケーションは必要なので、ホールに出た時の接客にもつながります!

作る技術と接客できる技術のどちらも持っていれば、職場でかならず重宝されるでしょう。

ちなみに、京都製菓製パン技術専門学校の就職実績は下のページでご覧いただけます。具体的な内定先はもちろん、就職活動の流れやサポートについても紹介しているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

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