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たくさんある! お菓子に関わる仕事の種類

見た目の美しさや心を和ませる甘さ味わいで、年齢や性別を問わず好まれているお菓子。人々を魅了するお菓子に関わる仕事をしたい! と思う人も少なくないはずです。お菓子に関わる仕事というと、パティシエを思い浮かべる人が多いかと思いますが、洋菓子だけではなく和菓子などもあり、さらにお菓子を作る以外にもさまざまな仕事があります。そこで今回は、お菓子に関わる仕事の中でも代表的なものをいくつか紹介しましょう。

和菓子職人

和菓子職人とは、和菓子店や製造会社などで和菓子を作る職人のことです。お茶の席などで利用されるような、日本の四季や風情を折り込んだ美しい上生菓子(じょうなまがし)や干菓子をはじめ、お団子など日常のおやつに食べられるものまで、さまざまな和菓子を作り上げます。

また和菓子を製造するだけでなく、長い歴史の中で培われてきた和菓子作りの伝統の製法などを継承していく役割を担っている立場でもあります。

パティシエ

パティシエはフランス語で菓子職人製造人という意味です。主に男性に対して使われる言葉であり、女性の場合は「パティシエール」と呼ばれます。
日本では、フランスだけでなくヨーロッパ発祥のお菓子をベースにした洋菓子を製造する職人のことを表します。洋菓子店はもちろん、レストランやホテル、菓子メーカーなどさまざまな場所で働く職業です。

ショコラティエ

デリケートな食材であるカカオを巧みに操って、チョコレートのお菓子を製造するのがショコラティエ。女性の場合は「ショコラティエール」と呼ばれるのが一般的です。チョコレ―トのお菓子はパティシエも作りますが、ショコラティエはチョコレート専門の職人ということになります。チョコレートで有名なベルギーやフランスなどでは昔からある職業ですが、日本ではチョコレート専門店が増えてきた近年に知られるようになってきた職業です。

スイーツの商品開発

お菓子メーカーやスーパー、コンビニなど、小売店向けに販売する新しいお菓子を生み出す仕事が、スイーツの商品開発です。レシピはもちろん、それにかかる原材料費を計算し、実際の製造方法や保存方法、消費期限などを検討しながら試作品を作り、商品企画や商品製造部門などの担当者と協力しながら、実際の商品化へ進めていきます。

カフェスタッフ

フレンチカフェやコーヒーショップなどのスタッフも、お菓子に関わる仕事のひとつ。これらのスタッフは、幅広い仕事を担当するのが特徴です。お菓子作りはもちろん、カフェではドリンクを提供するので、ドリンクを作るスキルも必要になります。

また、接客をはじめホール業務も兼ねることが多いので、スイーツやドリンクを運んだり、お客様対応もしなければいけません。お菓子に関する知識だけでなく、お客様への気遣いなども必要になる仕事です。

このようにお菓子に関わる仕事というのは、実にさまざまなものがあります。お菓子に関わる仕事がしたいと思ったら、まずは自分がやりたい仕事は何か、自分に合った仕事とはどんなものかを探してみるようにしましょう。その答えによって、自分が何を勉強するべきかがきっと見えてくるはずです。