製菓衛生師は通信教育でも取得できる?
国家資格である製菓衛生師を取ろうと思ったら、まず専門学校に入学して基礎的な内容を学べば、自信を持って試験を受けることができます。しかし、その人のライフスタイルによっては、毎日学校に通うのが難しいという場合もあるかもしれません。そんな人たちのために、専門学校の中には通信教育を行っているところもあります。
ここでは、通信教育を利用した場合、試験に向けた勉強はどのように行うのか、また通信教育を利用する上でのメリットやデメリット、学校の選び方など通信教育のあれこれを紹介します。
製菓衛生師は通信教育でも受験できる?
お菓子作りのエキスパートである製菓衛生師は、技術も知識もしっかりと身につけていなければ、合格するのがなかなか難しい資格です。国家資格ということもあり、「通信教育で学んでも、資格取得ができるの?」と疑問に思う人もいるでしょう。
実は、通信教育でも指定の学校で決められた過程を修了すれば、製菓衛生師を受験することができるのです。専門学校に通いたくても、すでにほかの仕事をしていたり学校に通っていたりと、毎日学校に通うのが難しい人もいるはず。そんな人たちも通信教育を利用して、製菓衛生師の資格を取ることができます。
製菓衛生師を通信教育で取得するメリット、デメリット
では、通信教育を利用して製菓衛生師の資格を取る場合、どんなメリットやデメリットがあるのでしょうか?
まずメリットとして考えられるのは、何より自分の予定に合わせて勉強をしながら、製菓衛生師の受験資格が得られるということです。自宅でテキストを使って基礎的な内容を学びながら、決められた回数の授業を学校で受けることで、受験資格を得ることができます。さらに、厚生労働省が実施する教育訓練給付金制度が対象の講座であれば、返済不要の給付金が支給されるため費用面でもメリットがあります。
デメリットは、通信教育は製菓衛生師の受験資格を得ることに集中したカリキュラムが多いので、通学する場合に学べるような幅広い知識までは習得できないことがあります。
また、通学制のように担任の先生に質問をしたり、就職のサポートを受けたりということが難しい可能性もあるでしょう。
通信教育で学ぶときの学校の選び方
製菓衛生師の受験資格を通信教育で得ることができる学校は、全国にたくさんあります。ただ、中にはスクーリングが充実しておらず、自宅学習のみで学ぶ場合も見られます。お客様が食べるお菓子やパンを作る製菓業で仕事をしていくのならば、やはり知識だけでなく技術力も大切です。
自宅でレポートを作成したりテキストで学ぶだけの通信教育ではなく、実習を受けることができる学校を選ぶ方が、菓子職人としての道を目指す上ではおすすめです。
京都製菓では、製菓衛生師の受験資格を得るための通信講座が整っています。1年コースや、夜間コースのほか、京都以外の地域で2年間ゆっくりと学べるコースもあります。スクーリングへの参加が必要な講座なので、実技の実習も受けることができますし、どのコースも教育訓練給付金制度が対象です。毎日学校に通うのは難しいけれど、通信教育で製菓衛生師の資格を取りたい、そんな人はぜひ京都製菓へ通ってみてはいかがでしょうか。