”製菓衛生師”って
どんな資格?
お菓子・パンづくりのプロである
”製菓衛生師”は、「菓子製造業に従事する人の資質を向上させ、
製菓衛生の向上を目的とした」厚生労働省が認める国家資格!
お菓子やパンづくりの仕事を目指す人にはとても重要な資格になります。
製菓衛生師でなくても
パティシエになれる?
「パティシエ」とは菓子職人を意味する言葉です。つまり、職業を指す名称です。
製菓衛生師は資格の名称となります。
製菓衛生師の資格を持たなくてもパティシエにはなれますが、同資格を持つ人は「衛生の知識、法律」「材料の特性、栄養」「製菓・製パンの製法理論」などお菓子を作る上で重要な知識を習得しています。
例えば正しい衛生知識を持たずお菓子をつくると、食中毒などの事故を起こす可能性があります。
衛生管理の意識をしっかり持たないと、お客様に安心、安全な製品を提供することができません。
お客様から信頼されるパティシエを目指すのなら、製菓衛生師の資格はぜひ取得して頂きたいと思います。
製菓衛生師になるためにはどんな勉強や資格が必要なのか、
どういったフィールドで活躍できるのかをご紹介します!
学校へ行って目指す
独学で目指す
まずは1日でも早く現場で下積みだ!
STEP1学ぶこと
STEP2受験資格取得
最短1年間
現場経験2年以上
STEP3 受験
試験対策を
学校でできる!
仕事が終わってから
独学で勉強するのって大変だな…
STEP4合格
京都製菓卒業生の合格率
(2023年度実績)
試験全体の合格率
(2023年度実績)
〇学校で学ぶメリット
- ◆未経験でもゼロから全て教えてもらえる
- ◆洋菓子・和菓子・パンを基礎から応用まで学べる
- ◆お菓子の実習だけでなく製菓理論などの座学も学べる
- ◆就職、転職は一生サポートしてもらえる
✖学校で学ぶデメリット
- ◆ 学費が必要
- ◆ 進学する際、1人暮らしになることもある
〇独学で学ぶメリット
- ◆自分でお金を稼ぐことができる
- ◆いち早く現場に出て経験を積むことができる
✖独学で学ぶデメリット
- ◆ 就職先で扱っている分野しか学ぶことができない
- ◆ 就職先などは全て自分で探さなければいけない
国家資格「製菓衛生師」を
取得するメリット
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安全にお菓子をつくる能力を証明できる
製菓衛生師の国家試験では、「衛生法規」「公衆衛生学」「食品学」「食品衛生学」「栄養学」「製菓理論及び実技」の6科目が試験として課されます。製菓衛生師養成の専門学校ではこれらの科目を必修とし、年間を通じて学習していきます。その知識を活かして同時進行で実習を行うため、短期間で衛生知識が身につきます。そのプロセスを経験し製菓衛生師を取得することで食の安全を守りながらお菓子をつくることができる技術者という証明になります。
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海外で働くときのビザ取得が有利になる
海外で働くための就労ビザを取得するときに、専門職の国家資格である製菓衛生師を取得しておくことで、就労ビザが取得しやすくなる場合があります。就労ビザを取得するには、申告内容が事実かどうか審査を受けます。国家資格を持たない場合は、持つ場合と比べて信頼性が低くなるため、追加で証明書の提出を求められるケースも少なくありません。
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開業時に「食品衛生責任者」を無試験で取得可能
製菓衛生師を持っていると、飲食店を開業する際に必要となる「食品衛生責任者」の資格を申請のみで取得することが可能です。将来の独立開業の際にはきっと製菓衛生師の資格が役に立つはずです。
夢を追うプロのたまごに
インタビュー
石井 麻梨亜さん
水戸農業高校出身/茨城県
【製菓技術科】
なぜこの業界を目指そうと思ったの?
和菓子の持つ“季節感”に魅せられて。
昔から日本の伝統に関わる仕事に興味がありました。
もともとお菓子は好きでしたが、
その中でも季節を表現できる和菓子が特に好きで
「これを仕事にしたい!」と思いました。
実際に専門学校に通ってみて
良かったことは?
同じ夢を持った仲間がいる。
クラスの仲間や担任の先生がいる環境は学校ならではです。
クラスで団結して授業や実習、行事に取り組んだり、少人数の授業ではすぐに先生に質問できたりと、成長する環境が整っているのが良いところですね。
将来はどのような調理師・製菓衛生師になりたいですか?
誰も見たことの無いお菓子をつくる。
伝統を守りつつ、時代の流れとともにたくさんの人が好きになってくれる、そんなお菓子をつくっていきたいです。
自分がつくったお菓子を食べた人が幸せになってくれる。
そんな和菓子職人を目指しています。
渡辺 康平さん
新田高校出身/愛媛県
【製菓技術科】
なぜこの業界を目指そうと思ったの?
自分の手で人の幸せがつくれる。
自分のつくったお菓子やパンを通して
人の幸せをつくることができる。
製菓の持つそんな魅力に強く感動して、
この分野を目指す決心をしました。
実際に専門学校に通ってみて
良かったことは?
働くうえでの心構えが学べる。
製菓の勉強の中で一番大切だと感じたのが、“段取り”と“清潔”です。
いかにスムーズに作業を進められるか、いかに安全にお菓子やパンをつくるかなど、製菓を仕事にするうえで必要なことを学ぶことができました。
将来はどのような調理師・製菓衛生師になりたいですか?
常に感謝の気持ちを持ちながら。
誰もが自分のつくったパンを気軽に食べてくれるような、そんなパンをつくれるようになりたいです。
そしてパンづくりという自分の大好きなことを仕事にできていることに感謝しながら仕事に打ち込んでいくつもりです。
お菓子のプロが持っている
資格
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菓子製造技能士
2級・1級洋菓子部門と和菓子部門があり取得していると独立開業にも有利で、勤務先では資格手当がつくことも。
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パン製造技能士
2級・1級パン製造の全行程に関連する一連の技能と知識を評価する資格です。受験するには実務経験が必要です。
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商業ラッピング
3級お菓子などの贈り物を包装紙やリボン・シールなどで効果的にラッピングする技術を評価する資格です。
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食生活
アドバイザー広い視野に立って食生活をトータルにとらえ、健康な生活を送るための提案ができる食生活全般のスペシャリストです。
お菓子業界で働くのに役立つ
資格を幅広く取得!
京都製菓製パン技術専門学校では
充実したサポート体制で、
高い資格取得率を実現します!
めざせるのはこんな職場
洋菓子店や和菓子店、ベーカリー等の現場の仕事から、
商品開発やフードコーディネーターに至るまで、
製菓のプロは街のあちこちで活躍しています。
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世界中のお客様を
もてなす!製菓(ペストリー)部門・製菓(ペストリー)部門・ブライダル部門・製パン(ベーカリー)部門
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お菓子を「考える」
「教える」食品開発・インストラクター・フードコーディネーター
他にも働くフィールドがいっぱい。
京都製菓製パン技術専門学校
の学科コース紹介
京都製菓製パン技術専門学校では、
全ての学科コースで製菓衛生師の資格取得を目指せます。
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パティシエ・ショコラティエ上級科
(2年制)製菓の基本から工芸菓子の基礎技術まで、幅広い知識と技術が身に付く学科です。また、フランス語のレシピを用いた実習、生徒だけで店舗の運営や製造・販売を行うパティスリーショップ実践などを通じて、即戦力の人材を目指すことができます。
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カフェスイーツ 上級科(2年制)
ドリンクや皿盛りスイーツ、カフェフード、サービスまで!
洋菓子の基本技術に加えてカフェ運営の基礎を学べます。 -
パン上級科(2年制)
定番のパンから世界中のパンまで!独自の実習スタイルで、パン生地の「発酵」も見極められる職人を目指します。
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和菓子上級科(2年制)
和菓子の製造技術・知識に加え、和の伝統と文化を学べる学科です。四季折々の和菓子それぞれに求められる創作技術を身に付けることができます。
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製菓技術科(1年制)
初心者の方でも安心!1年間のなかで就職先で即戦力になるために必要な知識と技術を確実に身につけます。国家資格である「製菓衛生師」受験資格の取得と、自身の理想の就職を目指します。
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製菓技術科夜間部(1.5年制)
「働きながら」や「Wスクール」もOK!1日2コマの授業だから、ライフスタイルに合わせやすい。幅広い年齢層が特徴的です。
OPEN CAMPUS
京都製菓がよく分かるオープンキャンパス!
お菓子の世界を目指すなら、
まずはオープンキャンパスに参加してみよう!
オープンキャンパスの
4つポイント
お菓子づくりの
工程が体験できる!
現場で
経験を積んだ先生、
先輩たちの話が聞ける!
将来のビジョンを
広げる機会になる!
やりたいことを
確かめるチャンスになる!
京都製菓のオープンキャンパスに
是非参加してみよう!
京都製菓では毎月
オープンキャンパスを
開催しています!
遠方から参加される方必見!
Quoカードがもらえる交通費サポートや、
無料送迎バスがあるイベントも!