パン職人になるには?
パン職人になりたいけどどうやったらなれるの?
ここでは製菓衛生師(国家資格)を取得してパン職人になるまでの2つの方法のご紹介をします!
製菓衛生師になるには? 国家資格を取得する2つの方法
お菓子を仕事にするためには、どんな勉強や資格が必要か知っていますか?お菓子のプロの国家資格である製菓衛生師とは、菓子製造業に従事する人の資質を向上させ、製菓衛生の向上を目的としてできた資格です。ここでは製菓衛生師について紹介します。
パン職人のやりがい
毎日の生活の中で、パンを見かけない日はありません。惣菜パン、菓子パンなど、さまざまな種類のパンを渡した日は日々目にしているはずです。私たちの生活に欠かせない食べ物となったパンをつくり、そのパンの美味しさで人の生活をより豊かにできるところは、パン職人として最も大きなやりがいの1つです。
パンは同じようにつくっても、まったく同じものにはなりません。これは温度や湿度など、その時の環境によってパンの仕上がりが変わってくるからです。しかしプロのパン職人になったからには、いつでも同じ仕上がりのパンをお客様に提供しなくてはいけません。いつでも同じように美味しいパンをつくるためには経験と知識が不可欠、毎日の仕事に真剣に打ち込めてこそ、パン職人といえるのです。
パン職人にインタビュー
Jun Tamaki
玉木 潤 さん
京都製菓製パン技術専門学校 1987年卒業
1996年クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・ブーランジェリー日本代表。2001年たま木亭開業。
いつもパンのことを考えている。
寝ているときも。
同じパンでも、ずっと同じ配合、つくり方ということはありません。いつもどこかを変え続けています。満足したらそこでおしまいだと思うからです。どうすれば美味しいパンができるか、考え続けることが当たり前になっています。新しいパンづくりの工程が、寝ている間に映像として浮かんでくることもあるくらいです。
「パンをつくりたい」と
「パン屋になりたい」は違うもの
お店を開いて成功したいとか、世界大会に出て有名になりたいとか夢を語る若い人はたくさんいます。でも遠くにある目標を追いかけるよりも、まずは目の前の仕事を楽しめるようになってください。「こんなパンをつくりたい」「こんな生地にしたい」などパンづくりそのものを楽しめば、結果なんてその後についてくるものだと思います。
パン職人をめざす君へ
もし仕事が向いていないと感じたら、辞めて新しい何かを見つけた方がいいと思います。でも、興味をもったのなら、それをとことん頑張ってください。そして目の前のパンづくりを楽しんでください。
パン職人ってどんなお仕事?
パンづくりがパン職人の仕事。とはいえ、パンの種類も様々。
お店によってはパンづくりの工程ごとに担当を分けているところもあります。
例えばパンづくりには生地づくり、成形、焼成、仕上げなどの工程があります。
もちろんつくるだけではなく店頭で販売をしたり、
イートインのスペースがあるベーカリーの場合接客を担当したりすることもあります。
いずれにせよ、パンに囲まれて仕事をすることができるのはパン職人ならではですね。
-
毎日の美味しい暮らしをつくる
ベーカリー・インストアベーカリー など
-
お客様は日本中、世界中から
製パン(ベーカリー)部門
ブライダル部門 -
つくるのは美味しい味と時間
ベーカリーカフェ
-
パンを「考える」「教える」
食品開発・インストラクター
フードコーディネーター
-
洋菓子部門と和菓子部門があり取得していると独立開業にも有利で、勤務先では資格手当がつくことも。
-
パン製造の全行程に関連する一連の技能と知識を評価する資格です。受験するには実務経験が必要です。
-
お菓子などの贈り物を包装紙やリボン・シールなどで効果的にラッピングする技術を評価する資格です。
-
広い視野に立って食生活をトータルにとらえ、健康な生活を送るための提案ができる食生活全般のスペシャリストです。