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和菓子職人になるには?和菓子職人になるための3つの方法

伝統の技から生み出されるさまざまな和菓子。その繊細な美しさに魅了されて、「こんなお菓子を作ってみたい」と思う人もいるでしょう。ただし、きめ細やかな和菓子を作れるようになるには、技術だけでなくさまざまなことを学ばなければいけません。そこで今回は、和菓子職人になるにはどんな勉強が必要なのか、また和菓子職人になるにはどんな方法があるのかなどについて紹介します。

和菓子職人とは

自然の素材である豆類や穀類、寒天や季節の果実などを主材料として、日本で長く伝えられてきているお菓子を作るのが和菓子職人です。練ったり蒸したりという伝統的な製法を受け継ぎながら、季節感のある繊細で美しい生菓子や干菓子などを作ります。

また伝統的な製法をベースに、新しい素材や製法を取り入れながら創作を加えた菓子を生み出していくというのも仕事のひとつです。

和菓子職人になるにはどんな勉強をするの?

では、和菓子職人になるにはどんな勉強が必要なのでしょうか?
当然、和菓子を作る技術や食材の知識を学ぶ必要がありますが、それ以外にも学ばなければいけないことがたくさんあります。

そのひとつが食品衛生学の知識です。和菓子職人は人が食べるものを作るため、特に欠かせない知識になります。また、和菓子はお茶席など格式ある場に提供することもあるので、礼儀作法もきちんと勉強しておくことが必要です。

和菓子職人になる3つのルート

和菓子職人になるにはさまざまな方法がありますが、代表的なのは以下の3つのルートです。

1. 和菓子製造を学べる学校に入学する

まず一つ目は、和菓子製造を学べる学校に入学してから和菓子職人になるルートです。
経験豊富な講師陣から学ぶことで、現場で働くときに必要となる基礎的な技術や知識をしっかりと身に付けることができます。また、専門学校のコースによっては国家資格「製菓衛生師」も取得可能なので、基礎作りや資格取得をした上で和菓子職人としてスタートするのにピッタリです。

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2. 和菓子職人に弟子入りをして学ぶ

少しでも早く就職して、現役の職人から仕事を学びたいという人は、和菓子職人に弟子入りして学ぶというルートがあります。下働きからはじまって和菓子の作り方など、和菓子職人としての仕事を徐々に学ぶことになります。また勤続経験を積むことで、製菓衛生師といった国家資格の受験資格を得られます。

ただし学校に入学する方法に比べると、現場で働く場合は仕事をしながら基礎的な技術や知識を学ぶことになるため、自主的に勉強をしていかなければいけません。

3. 昼は和菓子職人のもとで働き、夜に学校へ通う

すぐに現場で働きたいけれど、基礎的な技術や知識もしっかり学びたい……という人には、昼は職人のもとで働きながら、夜は製菓学校で学ぶというルートがおすすめです。
専門学校なら、夜間のコースでも製菓衛生師など国家資格の受験資格を得ることができるので、資格取得の近道にもなります。

このように、和菓子職人になるためには主に3つのコースがありますが、はじめにしっかりと基礎を学びたいという人は、専門学校に入るのが良いでしょう。
京都製菓なら基本的な技術や知識が学べるのはもちろん、和菓子店など業界とのつながりも強く、就職のあっせんやインターンシップの受け入れなど支援体制を万全に整えています。和菓子職人としての第一歩をスタートさせるなら、京都製菓へ入学してみてはいかがでしょうか?