ジャムの種類を解説やさしく解説!分類や素材による違いって?
2019年8月13日
毎朝食パンを食べている人にはおなじみのジャム。
もちろんパンだけではなく、クッキーやクラッカーに塗ったり、ケーキなどのお菓子作りと、よく考えてみると意外なほど多くの場所で使われていますよね。
そんなジャムですが、どれくらいの種類があるかはご存知でしょうか。
いちごやりんごを使ったジャムもありますが、中には野菜を使ったものまであります。
それに素材以外にも「ジャム類」とされている食べ物もあったりと、その種類は想像以上にたくさん。
この記事では、そんなジャムの種類についてやさしく解説します。
ジャムとは
ジャムとはフルーツの果肉や果汁に、重量比で10%から同量ほどの砂糖などを加え、しっかりと熱を通したものです。
フルーツに含まれているペクチンと酸が作用してゼリー状に固まり、砂糖が水分を包み込んでいるために長い期間の保存が効きます。
ジャムの素材にされるフルーツはたくさんありますが、中にはペクチンや酸が足りないものも。
そのような素材を利用する場合は、食用のペクチンや酸を添加してジャムにすることもあります。
ジャム類に分類される種類
ジャムといえば、一般的にはスーパーなどで販売されている、ゼリー状の「いちごジャム」のようなものをイメージすると思います。
ですがじつはジャム類とされているものには、つぎのようなものもあるのです。
- ◆ジャム
- ◆マーマレード
- ◆ゼリー
- ◆ブレザーブスタイル
ゼリーまでジャム類に分類されているのには、おどろきですよね。
ジャム
マーマレードとゼリー以外のものです。
マーマレード
ジャムの中でも、柑橘類を使っていて、果皮が入っているものです。
ゼリー
フルーツの果汁だけを使ったものです。
プレザーブスタイル
ベリー類を使い、いちご以外のベリー類では果実の全形、いちごでは全形か2つ割のものを使ったものです。
5mm以上の厚さの果肉を使い、その原型をとどめていなければなりません。
素材によるジャムの種類
素材によるジャムの種類の特徴をチェックしてみましょう。
使われる素材によって、まったく味わいや楽しみ方も変わります。
「いちごジャムしか食べたことない」のはもったいない!
ぜひいろんなジャムを試してみて、自分好みでお気に入りのタイプを見つけたいですよね。
いちごジャム
みんなが大好き定番のいちごジャム。
いちごが持つ独特の甘みと酸味は、どんな料理やお菓子とも相性バツグンです。
りんごジャム
ゴールドで美しい色が特徴のりんごジャム。
りんごのさわやかな酸味が利いた風味がたまりません。
梅ジャム
和のテイストたっぷりな梅ジャム。
すっぱいものが苦手な人でも、梅ジャムなら甘くて大好きという声も聞かれます。
みかんジャム
素朴なみかんの香りがぎゅっと詰まったジャム。
クッキーやクラッカーなどによく合います。
レモンジャム
レモン特有の酸味がたまらないレモンジャム。
ちょっぴりいつもと違う味がほしいときにはぴったりです。
ぶどうジャム
豊かなぶどうの香りが自慢のぶどうジャム。
ぶどうは使われる品種などでも風味がまったく違うため、使いくらべてみるのも楽しいジャムです。
あんずジャム
杏の豊かな酸味と、やさしい甘みが特徴のあんずジャム。
トーストに塗ったり、ケーキの素材にもよく合います。
いちじくジャム
いちじく特有の食感がたまらないジャム。
できるだけいちじくの果肉が残っているジャムを選ぶと食感が楽しめます。
ブルーベリージャム
みんな大好きなブルーベリージャム。
とても濃厚な風味と酸味から、クラッカーに塗ったりクッキーに使うとおいしいです。
ラズベリージャム
ラズベリーが持つ独特の酸味が特徴的なジャムです。
ベリー系の甘酸っぱさがほしいときには、ラズベリージャムを試してみるのもいいかも。
ゆずジャム
ゆずが持つさわやかな風味が特徴のジャムです。
同じ柑橘系でも、オレンジやレモンとも違う豊かな風味があります。
マーマレードジャム
オレンジを使ったジャムで、同じ柑橘類の中でも甘みが強め。
柑橘系のジャムでも、甘めのものが使いたいときには、マーマレードがぴったりでしょう。