京都製菓BLOG

【京菓子尽くしの3日間】京菓子専攻科が実施されました

2022年6月11日(土)、7月2日(土)、9日(土)  全3回で京菓子専攻科が実施されました。黒ハート

どの回も、京都で大変有名な和菓子店よりご主人にお越しいただき、充実した学びを 得ることができました。

京都にある本校だからこその専攻科と言えます。

この専攻科では京都の和菓子業界で著名な和菓子店のご主人を招聘し、貴重な技術や知識を吸収できる機会を設け、

京菓子についての 理解を深め、和菓子業界で従事する上で必要な京菓子や和菓子の捉え方や考え方を学ぶことで

学生の「職業観」を拡大させ、就職や授業に対する意欲向上も目的としています。

 

1回目 6月11日(土):「おやつaoi」主人 土田 葵氏  

 

2回目 7月 2日(土):「千本玉壽軒」主人 元島 真弥氏

 

3回目 7月 9日(土):「御菓子司 塩芳軒」会長 髙家 昌昭氏 

 

授業の内容



1回目【デモンストレーション/講義】和菓子と素材の組合せ
・りんごの金鍔 ・レンズ豆のおはぎ
・三色だんご ・はったいこ芋薯饅頭

 

2回目【デモンストレーション/講義】京菓子の表現方法
・こなし・外郎・道明寺生地
・葛饅頭 ・落雁 ・琥珀糖

 

3回目【デモンストレーション/講義】京菓子の表現方法
・こなし、葛、落雁生地
・笹づつみ ・切り出し(落雁)

 

 

受講した学生の声を少し紹介します。


普段の授業では学べない貴重な体験をした学生たちの生の声をお届けします!


今回の専攻科では、おやつaoiさんの土田さんのお話を
聞くことが出来てとても良かったです。選んだ理由は、説
明や解説などを分かりやすく丁寧に実演してデモをしてく
ださったのが1番大きいです。

工程の一部始終を見せていただけて、
とても丁寧に解説していただけただけでなく、
その姿勢から、普段どのように心をこめてお菓子に向き
合ってこられたかを強く感じました。
そんなお菓子を今日いただけて、とても幸せな気持ちに
なりました。

個人店を経営されている方の実際についてお話を聞くこ
とができ良かったです。例えば、どのようにしてお店を持
つようになったのかという経緯や、就職していた時の働き
方,考え方など。

こなし生地のぼかし方や山路の作り方など、京菓子の貴重な製
造工程を見ることができ、非常に有意義な時間を過ご
すことができました。卵型の器具、葉の葉脈をつける
器具、厚み板など初めて見るものも多く、とても勉強
になりました。

 

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